ウクライナ避難民支援に積極的に取り組んでいます

【ウクライナ避難民支援のお知らせ】

今月の塾長雑感でも触れられていますが、桜丘国際日本語学校で開設されたウクライナ避難民支援クラスを紹介します。
みなさんとても前向きに日々学んでいらっしゃいます。法学館/伊藤塾はウクライナ避難民支援に積極的に取り組んでいます。
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ウクライナ避難民支援の受講生である、
セニアさんのメッセージをいただきました!

 
最初に自己紹介をします。
私は、最近までウクライナのハルキウという町に住んでいた、セニアと申します。
教育学部を卒業してから数年間は、発達障害のある子供たちを育成しました。
その後、長い間モデルとしてエージェンシーとの契約で出張や旅行をしてきました。
最近は、水彩画などの絵を描いています。日本に来たのは、初めてではなく、仕事の関係で日本に来たことがあります。また来ようかなとは思っていましたが、今回来ることになったきっかけは仕事ではなくて、皆さんがご存知の通り、戦争です。
事前に日本文化や生活などの知識は少しありましたが、それでは不十分でした。
日本人にとっては当たり前だと思われているけど、全く知らなかったことが多いです。でも、敬語などは日本人にとっても難しいとよく言われますね。
日本に避難しているウクライナ人に対する支援については、色々なサポートを頂いて感謝しております。それはとても助かります!
前から日本に住んでいるウクライナ人がいて、その人たちが作ったオンライン・コミュニティで伊藤塾と桜丘国際日本語学校を紹介して頂きました。
ここで日本語の基礎をならっただけではなくて、日本の社会・日常生活についての知識やアドバイスも教えて頂けて、幸運です!
日本に来て驚いたことが多いのですが、一つの例をあげると、日本語を勉強した時に、昔の日本語には「愛する」との言葉がなかったらしいです。
人々が自分の気持ちを表現が出来なかったからでしょうか?
ウクライナ人にとっては暖かい気持ちが多いので、ウクライナ語には、気持ちが伝わる温かい言葉が多いです。
日本に来てから、この世界には志の強い人々がこんなにいると初めて気付きました。戦争が始まって、ひとり一人が何か手伝おうとしていて、戦争は自分と関係ないと思うひとが全くいません。それは大事です。
平和を願って、そのために行動することも大事です。温かい気持ちも大事です。
私も平和になるように願っています。
人々が自分の国を出る理由は「避難」ではなくて、「ただの旅行」のような時代が戻ってほしいです。
私の家族は今ウクライナにいます。毎日家族の事を考えて、毎日電話します。日本の秋は綺麗ですが、次の春はウクライナで過ごせると良いです。